ペットの悲痛な叫び

生活

皆さんご存じでしょうか?
知っているけど、どうしようもないと思うでしょうか?

自治体や保健所、動物愛護団体の尽力で年々減少していますが、
今でもまだ年間1万匹近い犬、猫が殺処分されている悲しい現実を…

メディアに取り上げられる機会が少ないですが、私達の大きな社会問題として
向き合わなければならない事柄です。
ペット業界も問題は山積していますが、今回は飼い主に視点を当て書いていきたいと
思います。

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飼い主による多くの問題点

・知識なく買える

・衝動買いできる、してしまう

・審査などがない

飼育に関して学ぶ機会が少ない
 完全に飼い主にゆだねられてしまう。

捨てる理由

アレルギーの発症

高齢で飼育能力がなく、増え続けてしまい
 パンクしてしまう。


自身の寂しさを埋める為に購入

引っ越し場所がペット不可だった

仕事の都合で飼育困難になった

しつけができなかった 
 言うことをきかない
 挫折

貰ったがなつかなかった

夜泣き、吠えくせで苦情が来た または耐えられなくなった

飼い主、他人に嚙みついた

などなど理由はまだまだありますが、多い事例がこの辺です。
理由はほとんどが飼い主たちの自己都合であることが見えてきます。

止まらない殺処分

猫の購入数は散歩などの手間がかからない、室内で飼いやすいことから、
犬より購入数が多いのですが、犬の4倍近い数が年間殺処分されています。

無知な飼い主が多頭飼育を助長させ、去勢させていないため、
気づけば増えすぎ、手に負えなくなるのです。

もう一つは、
あなたの近くにもいるのではないでしょうか?
野良猫を熱心に可愛がり、安易に餌付けする人
本人は良かれと思い餌を与えていても、数を増やし、
結果殺処分されてしまう猫を増やすのです。

やってる本人は気持ちが良いかもしれません
しかし
一匹に餌付けした猫が、20匹、30匹になり
大量殺処分と言う最悪の結末を呼んでしまうのです。

こんなおそろしい偽善はないですし、
後味の悪いことはないです。

絶対に止めてください。

データに隠れた事実

殺処分の数は公開データでは年々減少しているのですが、
この内情には問題も残っています。

減少理由には動物愛護団体が引き取っていることと、
動物愛護法の改正から、安易な理由で保健所に持ち込むことを拒否できるように
なったのですが、飼い主達の意識は依然変わっていないのが現状です。

その証拠に
容易に保健所に持ち込むことが出来ないために、身元不明な引き取りが
多くなっているのです。
捨て犬、捨て猫が多くなっていると言うことです。

それに伴い現在、動物を守るため、居場所や所在を明らかにする為に
マイクロチップの埋め込みやインターネットを利用して引き取り主を
募集したりと対策を講じているようです。

しかし私はこれが根本的な改善には繋がらないと思っています。

命を扱う義務として、心ない飼い主達に動物愛護法をもっと詳細に
もっと厳しくする必要があると思います。

法をかいくぐり、正当化させて法から逃れるものを減らさなければいけません。

受け口を広げるのではなく、捨てると言う選択肢が出来ない体制を作りましょう
ということです。

心ない飼い主たちの抜け道を全て潰して行きましょうと言うことを
強く言いたいわけです。

動物を買う、飼育すると言うことに対してもっと
ハードルや審査、手続きを厳しく行い、今一度、強く責任を飼い主たちに
もたせなければなんの解決にもなりません。

(中には飼い主全員が悪いみたいな言い方しないでほしい
 とおっしゃる方もいるかもしれませんが、もちろん立派な飼い主さんも
 たくさんいらっしゃいます。しかしながら、社会問題になっているこの
 現実は変えようのない事実なのです。)

動物を買っている人たちが今一度、気持ちを改め、動物と人間のより良い
絆を育んでいける社会にしたいです。


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